コンピテンシーとアビリティ
人事評価制度として活用される
コンピテンシーとアビリティ。
competencyとability
今回学ぶまでコンピテンシーという言葉は全く馴染みのないものであったが、
この考え方は組織マネジメントにおいて思考の幅を広げてくれた。
コンピテンシーとは、
高業績の人に共通して見られる行動様式、みたいな定義が多く、顕在的で(目で見てわかって)個人的な能力のこと。
アビリティとは、
職務能力と企業では表現されることが多く、潜在的で(その人に備わっていて)個人的な能力のこと。
コンピテンシーで評価する上で大切なのは、
その行動目標を達成することが組織の目標の達成に繋がるように設計されていることだ。
アビリティは専門能力に近い意味で捉えると、
コンピテンシーで評価すると言っておきながら、結局それってアビリティで評価してない?といった取り違えが起きてしまう可能性がある。
日本企業は欧米の横文字を取り入れて、
より良い組織や制度を作ろうと努力するけれど、その言葉の意味を取り違えてしまうと最大限の効果が出ないことが多々ある。
自分自身においても
このMBAの過程で沢山の横文字概念を勉強する。未だ未だ語学力未熟で原書を読む力は無いので和訳に頼るわけだが、言葉の解釈は気をつけて知識を増やし知恵を付けていかないといけない。
迫り来る、
社会人でありながら学生という一番の特権である長期休暇を前に、
半分バカンス(本来の意味の何もしないで気ままに過ごすこと)、半分詰め込み教育、くらいの勢いで書物を読み漁ろうと思う。