パパ、学生になる。

パパの視点、学生の視点、ビジネスマンの視点から、感じたことを書いていく。

海外研修

1ヶ月間、ベトナムホーチミンにて企業インターンに参加した。

 

書きたいことは山ほどあるが、

沢山のレポートと沢山の写真に記録は残したから、

改めてここに書きたくなったら、

色々と継ぎ足していこうと思う。

 

海外に行くことで、

自分が日本に生まれた日本人であることに改めて気づかされるし、

国民と国民の考え方や習慣の違いを、

肌身を持って体感することができる。

 

10年前に旅行した時と違って、

スマホが世界にもたらした貢献(?)は、

計り知れないものだと感じた。

 

google mapがあれば、

今、自分はどこにいてどこに向かいたいか、

言葉がなくても通じるし、

Googleは数秒で日本語を現地語に翻訳してくれるので、

コミュニケーションのハードルは大きく下がったようにも思う。

 

そんな文明の利器に頼りながらも、

大事だと思って実践していたのは、

現地の言葉で「ありがとう」を伝えること。

 

言語と文化は結びついているので、

その国に馴染むための一番の方法は、

感謝をボーダーなく伝えることだと思う。

 

この夏の大きな目標であった、

百聞は一見に如かず、

を日々実感することについて、

K点超えて達成することができた。

アメリカン・ドリーム

ハーバード大学の教授の講演を聴講してきた。

 

その中で、「格差」の話があった。

 

講演の中では、

上位1%が全体の所得の何%を占めている、

上位10%で半分近くだ、

といったデータが示された。

この話は色々な所で見聞きする。

 

加えて、

親の所得と子どもの所得の相関についてのデータが挙げられた。

親の所得と将来的な子どもの所得との間には、

相関関係がある、というものであった。

この話も色々な所で見聞きする。

 

日本においても、

東大卒の親から東大卒の子どもへ襷が繋がる事は、珍しいことではない。

 

この事実に対してハーバードの先生は、

アメリカン・ドリームはどこへ」

と疑問を投げ掛けた。

 

アメリカン・ドリーム

 

言葉で意味自体はわかるけど、

アメリカ人のようにはわかっていないのだろう。

 

一発逆転的発想、

日本よりもアメリカに根付くこの文化も、

現代では具合が異なるようだ。

 

データから何を読み取るかは、

育った環境に大きく影響される。

 

残された時間の中で、

データもしくは自分が見る光景や景色から

何を読み取るか、

そう読み取る自分はどんな人間か、

パーソナリティを整理すると共に、

違う文化圏の考え方も理解できる人間になりたいと思った。

 

バーチャルベイビー

知人が取り上げられたインタビューの中に、

「バーチャルベイビー」という言葉が出てきた。

この言葉が何かの引用なのか、

その知人らが考えたものなのかはわからないが、とても面白い取り組みだと思った。

 

バーチャルベイビーとは何か。

働く上で、

「赤ちゃんのように大事なもの」

という解釈で良さそうだ。

 

例えば、

「金曜日は残業しない」

「月曜の始業30分前は誰からも話しかけられずに集中する」

 

バーチャルベイビーを周りに宣言することで、

働き方改革が進むという話。

 

赤ちゃんを大切にするように、

仕事をする上で大切な価値観を周囲も理解し、

その光景を当たり前にしていくことは、

簡単なようで難しい話。

 

あの人のバーチャルベイビーは、

金曜日は必ず残業しないと分かっていれば、

それを優先してスケジュールを組む。

相談事があれば前もって、

緊急なことでも、それは本当に緊急か、週明けの月曜日でダメなのか、

と各自が考えるようになる。

 

これは規則で定める取り組みでなく、

チームをマネジメントする上で有効な優れた施策と理解したほうがいいだろう。

 

規則にするとうまく回らないけれど、

皆んなが理解さえしていればうまく回る、

素晴らしい働き方改革の一手である。

 

言葉のセレクション

店舗に行くと様々な商品が並んでいる。

 

今、関心のあることは、

言葉もしくは単語が与える影響、プラスの効果である。

プレミアム、ハイクラス、スペシャル、コンプリート・・・

 

棚に並んだ商品が、選んで選んでと様々な形容詞を身に纏いアピール合戦を繰り広げる。

 

我々消費者は瞬時にその競争から自分が手に入れたいものをセレクションする。

 

少し高くても、である。

 

さて、

どんな言葉もしくは単語でお化粧をすれば、

高く買ってもらえるのだろうか。

 

簡単なようで難しい話だが、

頭脳ひとつで得られる効果は大きいので、

費用対効果は絶大なのかもしれない。

記憶に残る話

沢山の情報が溢れる日々の中で、

頭の中に刷り込まれるものってなんだろうか。

 

昨日meymalと家で遊びながら、

何気なくテレビで流していた、

「お母さんといっしょ」のワンシーン。

耳で聞いていたからか、

余分な要素が削ぎ落とされ、

より一層記憶に残った。

 

お兄さん:今日はみんなの将来なりたいものを聞いて、みんなでお歌を歌って応援しよう!

子どもたち:はーい

お兄さん:ゆずるくんは何になりたいの?

ゆずるくん:・・・ネコ

お兄さん:ゆずるくんはネコになりたいんだね、それじゃあみんなでゆずるくんを応援しよう!なれるよ、なれるよ、ゆずるくん、ねーこ、ねーこ♩

 

夢と聞いて、違う答えを予想していたからか、

そのGAPが破壊力を持って記憶に作用し、

ツッコミもせずに真面目な顔でお歌を歌う大人の姿に、違和感を感じたからこそ、とてつもなく記憶に残って、人に話したくなっているのだろう。

 

ビジネスに活かせる教訓。

記憶に残る情報は、

自分の想像を裏切るGAPにあるのだと。

 

 

グループワーク観察日記

グループで、テーマを決めて、議論をし、発表資料を作成し、プレゼンを行う。

 

議論を通して資料は洗練され、プレゼンで聞き手からフィードバックを貰う。

本来ならば、

学びの多い学習プログラムなのかもしれない。

 

けれど、志の低い人がグループに多く存在すると、志の高い人にただ単に負荷が掛かり、沢山のフリーライダーが発生する。もはやその姿はグループワークではなく、個人ワークである。

 

志の低い人は、できたら何もやりたくない、けれど必要事項の獲得(例えば単位や評価)の為に、コミットしたフリをしたり、志の高い人にありがとうと言いながら心の底ではラッキーと思ったりして、事が終わるのを待っている。

アカデミー賞でもあげたいとこだが、本音が顔に書いてあるので、それはそれは滑稽な絵姿である。

 

観察から浮かび上がった色んな種のライダー達。

「何でもやるんで言ってくださいと言いながら何でもかんでも聞いてくるライダー」

「何かやることありますかと舌を出して餌を待つライダー」

「自分は志の高い人でやろうと思えばできるんですけど今回はやめておきますライダー」

「何かにつけて文句だけは一丁前のライダー」

「よく体調不良になりがちなライダー」

 

様々なライダー達を前に一人一人と戦って仲間にしていくのは、桃太郎でもルフィでも骨の折れる作業だろう。

 

その中でも手強いのは、

「自分は志の高い人でやろうと思えばできるんですけど今回はやめておきますライダー」と、

「何かにつけて文句だけは一丁前のライダー」

である。

 

このライダー達は、志の高い人のストレスゲージをそれはそれは高めてくれるのである。 

 

ベンチに座って黙ったまま試合が勝つのをじっと待つライダーの方が、よっぽど一人で800球近く投げる先発ピッチャーにとっては楽な存在である。

 

しかし志の高い人はこう思うかもしれない。

 

どうして志の低い人を巻き込めなかったのだろう。自分の力の無さを痛感するのである。

 

グループワークにもデータで証明された8:2の法則が適用されてしまうのだろうか。

 

答えはまだない。

 

 

LIFE SHIFT 人生100年

『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』のまんがでわかるエッセンス本を読んだ。本来ならば日本語訳版、原本と読めれば最高なのだが、ザックリと内容を把握するには有りだと思う。

 

でも、

それは内容を受けて、

行動を変えたらの話。

 

本を読む価値は、知識を増やすことよりも、

考え方が変わって、行動が変わるところに表れる。

その意味では、連休の移動時間で読んでみて、今週から気分一新「マルチステージの人生」に向けて、今自分に必要なことは何かが判断基準になっているので、価値があったと言える。

 

遊ぶ、学ぶ、働く

 

シンプルだけど、奥が深い。

今は学ぶ期間だけど、遊びも忘れずに、働くこととも常につながっていないといかん。

 

そのほかに、

特に印象に残ったメッセージとしては、

有形資産でなく、無形資産が大事になる時代という話で、ちょうど大学時代の友人と交流を深める機会もあって、その通りだなと合点がいった次第である。

どれだけの人を自分という存在で集客できるだろうか。見えないけれど大事な価値ある資産。

 

100年が長いのか短いのか、

それは最期になってみないとわからないけれど、確実に言えることは「色々変わる」ということだ。

 

おばあちゃんの小さい時代と、meymalがこれから歩む100年時代とで、200年の月日があって、生活はもちろんのこと、人間の形だって一変するかもしれない。

 

外部環境の変化を嘆くのではなく、

月並みだけど、どんな環境にも対応できる基礎体力みたいなものを身に付けることが大事。

 

色々変わるんだから、

自分も色々変わっていいのだと思う。

 

今回は本を読んで行動が変わったというお話。

それも立派なライフシフト