パパ、学生になる。

パパの視点、学生の視点、ビジネスマンの視点から、感じたことを書いていく。

健康経営

経済学の授業で取り上げられた『健康経営』という概念。

働く従業員は大切な資本だから、

健康に投資して、健康な身体で生産性を上げてもらおうという考え方。

マクロで見ると、

労働力の確保維持と同時に医療費も抑えられるだろうという見方。

 

健康への投資には様々な方法があって、

毎年受ける健康診断もそうだし、禁煙成功したら褒賞します!メタボ気味だからね1万歩歩きましょう!的な取り組みも、従業員の健康への投資と言える。

 

以前新聞で読んだ記事をふと思い出した。

 

従業員の配偶者への健康投資は進んでいるだろうか。仮に配偶者が病気や怪我で入院したとすると、その看病や育児に従業員は時間を要することになる。結果、従業員は会社を休み生産性が悪化するか、その従業員が無理をして健康を害するという負のスパイラルに陥る可能性も十分に考えられる。

 

配偶者にも従業員と同程度の健康投資をする企業は、人材確保の視点で優位性を持つだろう。

 

新卒一括採用条件では目がいかない項目も、

今後拡大する中途採用領域においては、

有効に働くと思う。

少なくとも『従業員重視』という声高な文章よりも、制度で定め実践している方がよっぽど説得力が高い。

 

健康は個人の生活習慣による部分は多いけれど、会社側が実施できる取り組みも、健康経営の重要度の高い低いによって、幅が広がるという事が言えそうだ。